ハラスメント対策の必要性
昨今、スポーツ界でのパワハラや暴力、学校でのいじめ問題など、多くのハラスメントに関する報道がなされています。
これまでになく注目されている「ハラスメント(Harassement)」ですが、直訳では「嫌がらせ」とある通り、あらゆる場面で日常的に繰り返されており、被害者は声を上げることすらできず、表面化されるケースはほんのわずかと言えます。しかし実際のところ、職場でハラスメントをうけ、退職に追いこまれたり、心の健康を害したり、自ら命を絶ってしまう事例もあり、決して見過ごしてはならない社会問題となっています。
厚生労働省のアンケート調査によると、ハラスメント行為により「職場の雰囲気が悪くなる」、「職場の生産性が低下する」、「企業のイメージが悪化する」等の報告があり、企業側の不利益を考えても早急に対策を行う必要があると言えます。
ハラスメント対策に取り組む企業では、ハラスメントの予防にとどまらず、「職場のコミュニケーションが活性化した」、「管理職が適切なマネジメントを行えるようになった」との意見も見られています。ハラスメントのない明るく健全な職場づくり、ぜひとも目指していきたいところです。
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