「頑張れ」はパワハラ⁈

今は「頑張れ」というだけで、すぐパワハラと言われる”などという話を聞くと、それでは何も言えないではないか、とパワハラ対策に頭を抱える管理職の方々も多いのではないでしょうか。

実際には、「適切な指導」の範囲内であれば、パワハラには該当しません。
しかし、頑張れ、という言葉を、相手が嫌だと感じており、それが日常的に繰り返されるなら、パワハラ、となってしまう可能性もあることは否めません。

「頑張れ」がプレッシャーに

私の友人の一人に、大変教育熱心な母親に育てられた方がいらっしゃいます。
子供時代、そのお母様の口癖は、「頑張りの上に頑張りを重ねなさい」というものだったそうです。

客観的に聞くと、思わず吹き出してしまうようなセリフではありますが、当の友人本人にしてみると、このフレーズが日常的に繰り返される当時は、子ども心にも、プレッシャーで耐えるのに必死な毎日だったと言います。
そして、大人になった後も、「頑張る」という言葉が嫌いになってしまい、自分にも、そして、他の人にも「頑張れ」とか「頑張って」という言葉は使っていない、と仰っていました。
そして、「頑張れ」と言われることは嫌だと話してくれました。

この友人の場合は、幸い、しっかり自分を持つことができて、適度に、お母様の「頑張れ」という言葉をかわしながら、ご自身のペースを掴むことができたそうです。

この体験は、親子関係ですので、職場の上司と部下とはまた異なりますが、少なくとも「頑張れ」と言われ続けることが及ぼす負の影響を感じた一幕でした。

どのように激励するか

上司や先輩の立場からすると、親心のような愛情ゆえに、部下に「頑張れ」とか、「もっと頑張れる!」と言いたくなる場面があるでしょう。

その場合には、ただ喝を入れるだけでなく、褒め言葉やねぎらい、実際的な提案、自分自身が障害を乗り越えるのに助けとなったことなど、有益で具体的な言葉が含まれるなら、それは、部下や後輩にとっては、愛情を感じる「励まし」として受け止めやすくなるでしょう。

管理職として、部下の働きやすさのために、「頑張れ」に変わる表現を模索しておられる皆さん!その努力は本当に素晴らしいです!
ぜひ「頑張って」ください。(笑)

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